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■CK手術とレーシック
老眼治療のために行うのがCK手術ですが、同じく眼に行う手術としてレーシックがあります。
レーシックは近年日本でもすっかりポピュラーになりつつある近視手術の名称ですが、レーシックで老眼の治療をすることは可能でしょうか?
その答えはノーです。レーシックで老眼治療をすることはできません。
その理由は、レーシックの手術は近視や遠視、乱視のように屈折異常から起こる眼の疾患を矯正する手術であり、老眼のように水晶体の調節機能を矯正する技術とは根本的に違うからです。
レーシックを受けた後、老眼がひどく出やすいことが予想される場合には、通常以下に示すような方法が行われています。
●レーシックと老眼鏡を併用する
最もポピュラーな方法です。両目をレーシックにより遠方に合わせ、
近くを見る時は老眼鏡を使用するというものです。
遠方の視力はよくなりますし、
左右の眼のバランスもいいのですが、近くを見る際結局眼鏡が必要となります。
●レーシックの度数を軽い近視が残るように調整する
近視の人は老眼になりにくい、といいますがそれは事実ではありません。
ただ、近視では遠くはぼやけて見えますが近くはよく見えますので、老眼の自覚が遅れるといわれています。
この方法は、レーシック手術の際わざと軽く近視を残すことで老眼の自覚を遅らせようとするものです。
近くも遠くもある程度見えればよいという人には向いていますが、遠近どちらともあまりクリアな視界は期待できません。
●モノビジョンという方法
原則としてレーシックでは老眼は治療できませんし、CK手術で近視を治すことはできません。
しかしながら、レーシックとCK手術では手術の方法も施術する場所も違うことから二つの手術をセットで受ける、という方法をとることができます。
具体的にどうするのかというと、片方の眼のピントをレーシックで遠方に合わせ、もう片方の眼をCK手術で近方が見やすい度数に設定するのです。
この方法をモノビジョンといいます。
この場合、レーシック手術を先に受けて半年ほど経過した後、角膜と目の状態が安定した頃を見計らって改めてCK手術を受けることになります。または、レーシックを受けた年齢が若くて、まだ老眼の症状が出ていなかった場合は、老眼が始まる45歳以降になってから改めてCK手術を受けるようになります。
モノビジョンの場合、遠方と近方両方が裸眼視力でよく見えるようになるので、近視用の眼鏡やコンタクトも老眼鏡も必要なくなります。
ただし、左右の視力に度数の差が生じるため慣れるまでは多少の不便を感じることもあるかもしれません。
事前にシュミレーションを受けることもできますので、モノビジョンが自分にとって合っているかどうか確認してから行うのがいいでしょう。
●マルチフォーカルレーシック
レーシック手術を行う際に、遠近両用コンタクトレンズの原理を応用しようという方法です。角膜の上に遠方にピントが合う部分と近くにピントが合う部分の両方を作るという原理です。まだ開発途上の方法であり実用化されるまでにはまだ時間がかかるといわれています。
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